薬学の歴史黙示録

薬と言う概念は紀元前5000年ごろからあります

2016年12月30日
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人類はかなり古くから薬と言う概念を持っていたようです。昔は宗教的・呪術的考えから薬が作られていた時代もあったようです。普通に考えても薬草と言うのはかなり古くからあったのではないかと考えることができます。今の薬のようにいろんな物から人為的に成分を取り出し体に良い効果を与えるものを作りだすことをやり始めたのは産業革命のころからだと思われます。

薬学の歴史の起源をどこからかと考える場合、紀元前の時代の物も含むかどうかと言うことによって全く違ってきます。現在のような近代的な薬学が生まれたのはそれほど昔ではないことになるわけです。大昔の時代にも薬に関しての専門の知識を持った人がいたことは想像がつきます。魔術師や神に仕える人などがその役目を担っていたのではないかと考えられるわけです。

現在は科学的な学問の場として大学に薬学があり科学的な根拠に基づく知識を持った人が薬剤師であり薬が販売されているところには薬剤師が必ずいます。しかし紀元前の薬と言うのは科学的な実験や根拠に基づかず経験値によって得られた知識によったものだったはずですから、かなり危険な部分があったのではないかと推定されます。薬は人の命に影響を与えるものですから科学的な実験をしないで使われていた時代と言うのはかなりの人が間違った情報によって命を落としているのではないかと思われます。


 

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